ここでしかできないこと。

「ここでしか、できないこと。」を考える。

今、表題のように「ここでしか、できないこと。」について考える機会をいただいています。

東京、大阪のような大都市でなく、岡山だからできること。

さらに、岡山の中でも市街地や観光地ではなく、普通の生活の地だからできること。

私がいまベースを置いている地域は、そういう場所です。

住んでいる人たちが「何もない」と感じてしまう場所です。

そのような場所での「ここでしか、できないこと。」。

これを見出すためには「建築家」とか「建築士」などという「しばり」から解放される必要があると感じ始めています。

建築単体の作品性へのこだわりではなく、地域にとって「もの・こと」が存在することによる意味や価値などを見つける「目」、そしてそれを本当に必要な活動につなげて実践していくことこそが、そのような場所で必要な専門性だと思います。

デザインや作品性がいらない、のではなく、むしろ必要なものでしょう。

ただ、そこに至るまでの流れを考え、作り出していくことのほうがより重要だと思っています。

作品、デザインありきではなく、むしろ結果的にそれを「やらない」という選択肢も「ここでしか、できないこと。」のひとつかもしれません。

建築を「作る」活動だけでなく、いままでご縁をいただいた空き家対策や秘密基地づくりなど建築を「作らない」活動を通じて、本当に「ここでしか、できないこと。」は何なのか?をしっかり考えていきたいと思います。

(その「機会」については、また情報公開できるようになり次第ご報告いたします。)