岡山県地域文化財建造物専門家(ヘリテージマネージャー)養成講習会:第5回:新庄村建物調査

※今後の参考にするため、当事務所設立前に参加した「ヘリテージマネージャー」の講習会についての記事を転載します。

 

9/14、新庄村のがいせん桜通りにて、建物調査の講習会が開催されました。

午前中は公民館にて、丹波篠山での活動や、伝統的建造物を活用していくための法整備の現状と展望について講座が開かれました。

以前たつの市で講演していただいた先生方による講座でしたが、非常に解りやすく面白いのであっという間に時間が過ぎていきました。

 

さて、午後からは以前まち歩きをしたがいせん桜通りの建物の調査です。

集合時間までしばらく歩いてみました。

 

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ゴミステーションです。

景観への配慮ですね。

 

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水路の脇には鯉が逃げる?場所があります。

大体、それぞれの建物前にあります。以前書いたように、かつてはこの鯉を客人に提供していたとのことです。

逃げられないように柵が設けられいますが、穴が開いている場所もあり、鯉は自由に出入りしていました…。

 

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木造3階建ての建物がありました。

3階からの景色は良く、昔の様子がよくわかりました。

 

集合時間になり、参加者が3人一組で11班に分かれ、地域の建物を担当して調査しました。

我々はがいせん桜通りのほぼ入口にある、昔床屋さんだった建物を調査しました。

私は図面作成担当。

で、肝心の建物の写真は…。

ありません(・∀・)

図面を書くのに精いっぱい(制限時間が短いため)で、写真を撮る余裕はありませんでした。

同じ班の写真担当のかたがたくさん持っているのですが…。

 

ということで、実測図面と作図した図面A4の一部をチラッと(・∀・)

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今回の実測方法は、柱間と柱寸法を細かく拾う手法でした。(時間がないため、平面図のみの実習でした。)

しかし、実際には柱は完全な四角形ではなく(角が整っていない柱)、柱自体が垂直に建っているものが少ない建物であったため、この手法はどうなのか?と思います。

文化財級のしっかりした柱で整った材料を使っている建物であれば柱寸法もきちんと記録できますが、私の場合、今回のような建物は普段は「柱の芯々寸法(柱芯から柱芯までの距離)」を記録しています。

今回は勉強ですので、上記の方法で記録しましたが…作図が大変でした(´Д` )

ケースバイケースで実測方法もいろんな選択肢を持つことが大切だとわかりました。