岡山県地域文化財建造物専門家(ヘリテージマネージャー)養成講習会に参加します!

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※今後の参考にするため、当事務所設立前に参加した「ヘリテージマネージャー」の講習会についての記事を転載します。

 

このたび、表題にあります「岡山県地域文化財建造物専門家(ヘリテージマネージャー)養成講習会」に参加することになりました。

応募者が定員を超えると抽選になるとのことでしたので、連絡があるまではどうなるんだろ?と少し不安でしたが…。

 

内容について、申込書に下記のように書かれていますので引用します。

 時代は今や、スクラップアンドビルドからストックの活用へと移行しつつあり、循環型社会においては、既存の価値のある建造物(地域の歴史文化遺産)を活用し、まちづくりに活かしていくことが求められています。地域に眠る歴史文化遺産を活かしたまちづくりを推進するため、歴史文化遺産を発見、再生し、地域活性化に参画する専門知識を有する人を、地域文化財建造物専門家(ヘリテージマネージャー)と言います。

 

キーワードは

  • 地域の歴史文化遺産の発見
  • それを再生・活用したまちづくりの推進
  • そのために専門知識を有し、地域活性化に参画する専門知識を有するヘリテージマネージャー

といったところでしょうか。

 

「保存」と「再生」は違うように、単純に歴史的価値のある建造物を保存するためだけではなく、それを活用していくことに意味があると思います。

講習の内容は概念的な講座から建物調査、かやぶき屋根の技法工法、曳家の技術、実際の調査、寺社施工、ワークショップなど多岐にわたっていて、今から本当に楽しみです。

今年の12月まで、隔週土曜日に延11日間、講習があります。

一日の講習は朝から夕方までみっちり。

岡山県内(新庄村や倉敷市も)だけなく、兵庫県でも研修があります。

勉強というより、半分趣味のような内容ですが…(^_^;)

個人的には単純に建物単体の物理的な状況を見ていく保存・再生だけではなく、その建物が住民にとってどのような存在なのか、また「愛着」の対象になっているかどうかなど、環境心理学的な立場からも考察しながら講習を受けていこうと思っています。

公共的な建築物に限らず、個人所有の建物でも、その地域のとって「アイコン」的な存在になっているケースもありますし。

この講習を終えていろいろな手法を学び、地域の既存のストックを活かしたまちづくりの提案ができる専門家になるよう、努力してきたいと思います。

 

余談ですが、自分が今目指しているところは「既存建物の専門家」です。

そしてこの講習会、並びに地域文化財建造物専門家の存在意義にあるように、地域のまちづくりのお手伝いができる存在になっていきたいと思っています。

まちや建物の見失われた価値を再発見しながら、それを活かして、そこに仕掛けて、「今ある良いものを活用すること」を軸に住まいやまち、コミュニティに良い循環を再び生み出していく。

ここのHPで書いている「街ではないまちづくり」にも応用できる手法だと考えています。

 

「今あるものを活かして、まちや住まいを楽しんでいく」というスタンスを維持しながら、これからもがんばっていこうと、講習会参加が決まった今、改めて気持ちが引き締まりました。

 

今後もこの講習会の出来事をここでご紹介していきます。