良い町並みとは、どのようなものなのか?
誰にとって、「良い」と評価するのか?
様々な考え方がありますが、訪問者が散策する「楽しさ」が魅力的な町並みにはあると思います。
その「楽しさ」を与える要素は、何なのか?
これらを考えることで、ある一定の状態を「凍結した」ように保存するのではなく、生活感がある「活きた」保存・活用のヒントになると思います。
先日訪れた福山市・鞆の浦には、町並みから「活きた」雰囲気を感じました。
移動することで生じる目に映る変化に富み、海や山の背景とともに建築を構成するテクスチャーの多様性がリズミカルで、散策することが楽しく感じる町並みでした。
