古民家再生・リノベーションについて

使われることで動きだすまちや建築の『時間』

石州瓦とベンガラで調和された街並みの岡山県高梁市吹屋。 建物は観光客向けの用途を中心に活用されており、生活が見える部分もあり、活きたまちとしての姿が見られました。 落ち着いた良い街並みです。 常々、まちや建築に『時間』を作ることで『奥行』...
古民家再生・リノベーションについて

まちに『時間』をつくる大切さ〜再生により『時間』を残す

最近の笠岡駅前の商店街の様子です。 平日昼間でした。 車が入れないほど細く入り組んだ路地で構成されていた駅前の町並みは、防災上の問題もあり、区画整理により現在の様子に変わりました。 古い建物は跡形もなく撤去され、区分けされた土地が整然と広...
古民家再生・リノベーションについて

大切な風景を使いながら残す〜利活用方法から考える再生

とても美しい川沿いの民家に出会いました。 形の美しさだけでなく、自然と調和し、そこにある生活がわかる素晴らしい風景になっていました。 どんな建物も、その地域の風景を作っています。 大きな豪邸だけでなく、小さな小屋も風景になくてはならない要...
古民家再生・リノベーションについて

新・旧の対比~時間の可視化

古民家再生などの改修工事の計画にあたり、よく「古いものに合わせて色を塗ってください」というご要望があります。しかし、基本的に「着色塗装はしない方がいいですよ。」というアドバイスをさせていただいています。 改修工事の醍醐味は、「時間の可視化」...
古民家再生・リノベーションについて

『古さ』を活かす〜再生・リノベーションの魅力

新築や全てを新しく更新するリフォームと比較して、再生やリノベーションの大きな魅力は『時間軸』を空間に取り込むことができることです。 その『時間軸』は、天井、壁、床などを構成する素材や、柱、梁などの構造材、また建具やガラス、照明器具などから、...
古民家再生・リノベーションについて

薄暗い場所に光を〜間取りの再構成

古民家など既存の建築物の改修では、奥まった場所にある日のあたりにくい部屋をいかに明るくするか、という課題の解決を希望されます。 特に伝統的な間取りの古民家では、建物の中で最も日が差し込んで環境の良い場所は客間に位置付けられ、一年を通してほぼ...
古民家再生・リノベーションについて

残すべき建築とは?

ご縁があり、真鍋島の笠岡市立真鍋中学校を見学させていただきました。 映画のロケ地にもなった昭和24年築の木造校舎は、今も現役の校舎として使われています。 生徒数は減少していますが、地域に欠かせないシンボルとして重要な建築です。 特殊な意匠や...
古民家再生・リノベーションについて

変えずに残すか?変えて残すか?

町並みや古民家など、その姿形を変えずに、またすでに改修されたものをある時代の姿まで戻すことで「保存」する動きがあります。 一方で、機能的なものやデザインなどを改変しながら残すべき要素を残していく方法もあります。 私は、特別な場合を除き、極力...
古民家再生・リノベーションについて

新旧の対比〜使えるものはなるべく使い、手を入れる箇所には新材を使う

既存建築物の活用を行う時にはなるべくそこにある構造、建具、仕上げなどを再利用します。 コスト面の効果を目的とするだけでなく、新旧の材料を対比させることで空間に「時間軸」を作ることができます。 どこかの古材を持ってきて部分的に使うのではなく、...
古民家再生・リノベーションについて

再生工事における構造の検討

柱や梁などの軸組により構成される在来工法は、2×4工法などに比べて間取りを変える自由度が高いと言われます。 しかしよく検討せずに安易に柱や梁、壁を撤去してしまうと建物の性能を大きく落とすことになります。 再生工事の設計時には非破壊で目視の範...
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